軽軟な材質で切削などの工作は極めて容易。

樹皮は灰白色で皮目が多いが、きめが細かく平坦です。葉は枝先にまとまって付き、葉身は最大で40 cmにもなります。葉柄は長くても4 cm程度です。葉の形は倒卵形~倒卵状楕円形の明るい緑で、裏面は白い軟毛があります。古くから下駄や家具、版木などに利用されています。

朴の木(ホオノキ)とは

分類 モクレン科モクレン属 (落葉高木)
学名 Magnolia hypoleuca

古くから葉は食べ物を乗せたり樹皮は薬用に利用されています。葉は、炊ぐ葉(かしぐは)として、ご飯や餅などを包むのに利用され、今でも郷土料理などで利用されています。
材質は柔らかいため、下駄、家具、版木、マッチの心棒、鉛筆などに用いられています。

朴の木の葉

葉は日本広葉樹の中でも大きいとされています。
葉のつき方は互生(ごせい)で互い違いに生えます。
葉身は倒卵形~倒卵状楕円形で卵を逆さにしたような長い楕円形です。
長さは20センチ~40センチ、幅は10センチ~25センチくらいになります。
葉の表面は緑色で、裏面は白色を帯び軟毛があります。
葉の周りに鋸歯(ぎざぎざ)はなく、波打つような形になります。
古くから食物を盛るための器として用いられ、現在でも、郷土料理の朴葉味噌などで知られています。

朴の木の花

5月~6月に直径15センチ~20センチほどの大きなクリーム色をした花を上向きに咲かせます。
強い芳香があり、10枚前後の花被片(かひへん)があります。
花の寿命は比較的短く綺麗な花被片はクリーム色から茶色となり醜くなります。

朴の木の伐採シーン