ホオノキの花が咲きました。

2017年5月23日(火) 11:13

 愛らしい花と対照的に葉の形は長い楕円形で、長さは20~50センチにもなります。水をはじく性質があり、少し良い香りがすることから、古代には食べ物を包むのに用いられたと聞きます。
 ホオノキはよく、本格的な包丁の柄や、まな板などに使われているのを見ます。それは木が硬くないことから手や刃物を痛めないという効果があってのこと。
日本刀の鞘にも使用されることが多いのですが、材に狂いがなく乾燥しやすいことに加えて、ヤニが少なく、金属に錆を生じさせないという特性があるのだそうです。
(写真:島田勇司/伐採担当)